川島英之環境情報学部准教授らのトランザクションに関する研究成果がデータベースに関する国際論文誌Proceedings of the VLDB Endowment (PVLDB)、Vol. 13で出版されました。コンピュータサイエンスの出版物ランキング CORE において、PVLDBのランクは最高のA*です。Vol. 13には2019年4月から2020年3月まで827件の論文が投稿され、日本から採択された研究論文は2件のみでした。
川島准教授らは"An analysis of concurrency control protocols for in-memory databases with CCBench"と題した論文において、近代的トランザクションシステムを深く分析し、これまでにない6つの洞察を導き出しました。この研究は筑波大学、サイボウズ・ラボ、ノーチラステクノロジーズと共に実施されました。
川島英之准教授のコメント
トランザクションシステムはデータを書くときには必ず使われる基幹技術であり、クレジットカード決済からブロックチェーンまで、これからの情報社会を支える最重要情報技術の一つです。この重要技術に関して日本からの成果がトップ論文誌/会議で発表されたことは初めてのことです。これを元にして我々は新時代の基盤構築をさらに推進します。
Proceedings of the VLDB Endowment(PVLDB)
発信者:湘南藤沢事務室 総務担当